養育のあり方と、日々の実践を考える報告書刊行!! |
「 この子を受けとめて、育むために 育てる・育ちあういとなみ 」 |
児童養護施設職員、これから児童福祉をめざす方など
ぜひ本書をご活用ください |
全養協では、平成18年〜19年度にわたり、「児童養護における養育のあり方に関する特別委員会」を設け、「社会的養護を必要とする子どもたちの養育はどのようにあることが望ましいか」との課題について検討を重ねてきました。また検討期間中には、「中間まとめ(案)」を公表し、広く児童養護施設関係者からご意見をいただきました。
このたび、本特別委員会の報告書「この子を受けとめて、育むために 育てる・育ちあういとなみ」を刊行して広くみなさまに頒布をいたします。
児童養護施設職員の方は、養育について学び、気づき、日々の実践に活かすために、そして職員の学習・研修会の資料として、本書をお役立てください。また、これから児童福祉をめざす方々には、養育を学ぶ書としてご活用ください。
◆体 裁 新書版 80ページ
◆頒布価格 510円(税込/送料別)
※お申込み確認後、請求書を送付しますので、銀行または郵便局から代金をお支払いください。
※入金確認後、2週間ほどで発送します。
※同じお届け先への1回につき20冊以上のご購入は、送料サービスとなります。 |
<もくじ>
はじめに、養育についてのメッセージ
第1章 養育とは 児童養護施設の今後の方向
家族の機能が弱まっている現在では、養育のモデルを提示していくことにもなろう
本文から「養育についてのメッセージ」(抜粋)
養育とは、子どもが自分の存在について、「生まれてきてよかった」と意識的・無意識的に思い、自信をもてるようになることを基本の目的とする。そのために、安心して自分を委ねられるおとなの存在(養育者の存在)が必要となる。子どもはその養育者によって、まず生きていることそのものを尊い、自分を大切と受けとめられていくことによって、自分や世界(自分のまわりの人、もの、こと、ひいては世の中)を受け入れ、それらに関心を向け、関係をもつようになる。 |
・児童養護施設の「養育」機能
・児童養護施設に「養育」機能を根づかせる
・養育のはじまりと「つながりの契機」
・「養育」のパラドックス
・継続的な「ライフサイクル支援」
第2章 子どもの育ちを支える
日常生活をとおして、子どもの心身の健康が促進される
1 子どもを理解し受けとめるために
2 どのようなおとなを子どもは求めているか
3 子どもと家族
4 子どもの養育を担う人
5 子どもの養育の場といとなみ
6 社会との接点と連携の展開 |
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